Thursday, June 20, 2013

NOT TO DO

話が前後するが、2泊3日NJの旅行?の帰り、車の中で食べ物の話題になった。栄養のあるものをたくさんとろう。魚をたべたらいい、と夫がすすめてきた。ちょうどお寿司が食べたかった私は、賛成して、スーパーで魚を買おうかななどと考えていた。
しばらくして、義父から電話がかかってきた。なんでも、私に話しておきたいことがあるらしい。ビシュー(夫)が運転していたので、私が代わりに聞くと、「妊娠中はできるだけ、魚とパパイヤをとるな。(less fish, less papaya)」ということだった。タイミングよすぎる忠告だ。
お寿司が遠くなりながら、「わかった。アドバイスありがとう。でもパパイヤはアメリカではあんまりみかけないから。」といらない突っ込みをして、了解した。

電話が終わってから、ビシューは、「まあ、あんまり気にすることはないよ。普通に食べていればいい。」といったが気になる忠告だ。確かに魚はちらりと聞いたことはあったかもしれないが、パパイヤとは初耳だ。まさかと思い、後から調べてみるとインドではパパイヤは妊娠中にとると、流産の危険があるとされ禁じられているそうだ。完熟パパイヤは大丈夫らしいが、半熟パパイヤや熟していないパパイヤは、ラテックスという乳液が含まれていて、それが子宮収縮を引き起こすとのこと。パパイヤはなぞなぞで「お父さんが嫌いな食べ物は?」の回答として有名だが、ベビイヤでもあったのか。

そして、魚、つまりシーフードも避けるべし。というのは、魚の水銀の含有量が高いから。生魚は食中毒になるかもしれないので、お寿司は避けなさいと。日本は魚列島、お寿司の国なのにさ。まあ、魚もパパイヤも程々にしておく。

翌日6月17日(月)、実の父母からスカイプコールがあった。ビシューの友人の家へ遊びにいって、渋滞に巻き込まれて車で6時間かかった話をすると、こっぴどく叱られた。
身体に負担をかけるようなことはするな、ビシューも初めてだから知らないんだろう!今が妊娠初期で一番大切な時期なんだから、と。夜遅くまで起きていた話をしたら、さらに怒られるので内緒にしておいた。

両親は週末に茨城県常総市にある一言主神社にお参りに行ってきたそうだ。どうやら以前私に赤ちゃんができますようにとお祈りをしていてくれていたそうで、願いが叶ったのでお礼参りにいったそうだ。そして、安産祈願のお守りをスカイプカメラで見せてくれた。
ピンクと赤の刺繍が入ったかわいいお守りだ。ありがたい。

父「あんたきちんと育てられるんかね。虐待とかするんじゃないよ。」私「ひどいなぁ。そりゃ、虐待はしないけどさ。私、そんなに子ども超好きな方じゃないからなぁ。」父「ああ、それは父さんも同じやわ。」私「じゃろー、まあ嫌いでもないけどさ。お母さんもあんまり好きじゃないじゃろう。」母「お母さんは、子ども好きよー。」

赤ちゃんが生まれたら、日本につれて帰る話を相談して、会話は終了した。妊婦になると、いろいろと生活に制限がかかる。アルコールは友人がきたり、飲み会があれば飲んでいたが、一人で買って冷蔵庫にためておくほど好きではないので、簡単にやめられる。妊娠に気がつく前は、友人が家にきていたのでビールとテキーラを飲んで、翌日にはボストン市内で夫が残したビールを軽く拝借してたが、それがまさか最後のアルコールになるとは思ってもみなかった。

タバコは私は吸わないが、ビシューが吸うので私の前では吸うのをやめてもらった。幸いなことにアパートはスモークフリーで敷地内で吸うと罰金250ドルを払わないといけない。

私にとって一番辛いのはコーヒーだ。朝はコーヒーに始まり夜はコーヒーとともに終わる。一日3から4杯は必ず飲んでいた。コーヒーがないと、大切な友達を一人失ったようで、心寂しい。代わりにコーラを飲んで、ビールの泡立ち感とコーヒーの色を再現させて楽しんでいたが、どうやらコーラも妊娠中にはまずいらしい。修行の道は続く。




参考文献・場所

一言主神社
http://www.hitokoto.or.jp/
Foods to avoid during pregnancy
http://articles.timesofindia.indiatimes.com/
Indian foods to avoid during pegnancy
http://www.livestrong.com/




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