Friday, June 14, 2013

PREGNANCY NEWS

6月13日(木)、朝両親とスカイプをした。6月2日(日)午後1時33分、父方の祖母が亡くなって、6月4日(火)にお葬式を香川県で済ませたばかりだった。私は参加できず、メールのやり取りはしていたものの、その後両親とゆっくり話ができていなかった。スカイプでお葬式の様子を聞いた。祖母が亡くなる前、父は祖母を茨城に遊びにくるように誘って計画していたという。ところが、京都にいる祖母の妹の家に1ヶ月ほど滞在した後、祖母の入れ歯が壊れたらしく、「おいしい物が食べれんから、香川に帰るわ。」と電話が入り、祖母の滞在計画はなしになった。そして、その後しばらくして訃報があり父は最後の親孝行ができなかったと悔やんでいた。元気だったのに、急にトイレの前で倒れて、叔父が救急車を呼び、救急車の中で亡くなった。

お葬式は、孫やひ孫が集まりとても良いお葬式になったという。祖母の死にみんなが涙した。

お葬式の様子と祖母の最期の話をしながら、父も祖母のように、ポックリと死にたいといいだした。父「山に登れんくなったら嫌じゃー。」私「そんな計画通りに死ねんもんやで。」父「お父さんが死んで、お母さんが死んで、ビシュー(私の夫)が死ぬんじゃ。」いや、勝手に殺さんでほしいのだが。スカイプでのビデオ通話が祖母の思い出でしんみりしたところで、私は「ところで私、妊娠したみたいなんだけど。。」と切り出した。すると、暗い面持ちだった二人の顔が、一気にパッと明るくなった。

「本当?!それを最初に言わんかい!」「いや、最初にお葬式のことを聞いておこうと思ってさ。」「わーそれは良いニュースじゃ!」「いつ分かったん??」「6月9日の朝。」「結構前じゃん。もっと早く言わんかい!」急に、スカイプの調子が悪くなり断線。再度通話を試みた時には、既に父は、おめでたニュースを私の弟と妹とそれぞれの妻と旦那に携帯メールで報告していた。「ちょっと、まだ分からんじゃろ。まだ、これか先どうなるか分からんのにさー。もうちょっと、目とか鼻とかできてからにしようと思っとったのに!」「まあ、ええやろぅ。」母「前に、パン屋さんがあったじゃろう。パン屋さんの近くに小さなお寺があって、そこで拝んどったんよ。もんちゃんに赤ちゃんが授かりますようにって。」「ちゃんと育てーよ。遊んでばっかりじゃいけんよ。もうあんたの人生は終わったんやけー。これからは子どもの人生が始まるんじゃ!」私「いや、私の人生まだありますから!勝手に終わらさんでほしいわ。」

両親にスカイプで妊娠のことを教えたとビシューに報告したら、ビシューも義兄と両親に報告をしたらしく、私の携帯に電話がインドからかかってきた。義兄からは、「ヘイ モモ!!聞いたよ。おめでとう!すごいじゃないか!赤ちゃんができたら会いにいくよ。しばらくインドには帰って来れないだろうからさ。」義母からは「テンキュー!テンキュー!テンキュー!アイムソーハッピィ!!(Thank youx3 I'm so happy!!)これからは果物とミルクを良くとりなさい。ゆっくりしなさい。」義父からは「ノーフルマラソン、ノーハーフマラソン、ノーラン。ゆっくりしなさい。(No full marathon,No half marathon,No run, take rest)」と、ご指導を受けた。皆から祝ってもらって嬉しい。

ビシューが、電話で義母に伝えたところ、同じように義母はテンキューを繰り返し、「今日私はお寺に行ってくる!Today itself I will go to temple!!!」と興奮して、話していたそうだ。夫の両親はとても信心深い。私がそういえば、ビシューに妊娠報告をしたときも、冷蔵庫の上に設置されてあるヒンズーの神様に一緒に祈り、ベットの上でも座禅を組んで10分ぐらい一緒に祈るように言われた。夫はいつもは短いマントラを唱えているが、その時は長いバージョンのマントラで、私はマントラなぞ知る由もなく、隣で黙想をしながら、まだかなと時々夫の顔をちら見をしていた。

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